ひこちんの日常

ゲイの、重度身体障害者。20代になってゲイと自覚。デュシャンヌ型筋ジストロフィーで、10歳頃からとある病院で生活をしています。ここでは時々日常を書いていこうと思います。

家族へのカミングアウト ~ ついに両親へ!

さてさて、ブログを更新しましょうかね。

まずは時間を4ヶ月前の6月中頃に戻して。

 

改めてお姉ちゃんに僕がゲイだということについて話しました。
お姉ちゃんには7年ぐらい前にカミングアウトしてましたし、担当看護師Sくんを好きなのも伝えてありましたが、その際には同性愛者とかゲイという言葉ではっきりと表現をせずに、男性を好きになるんだという感じで伝えたんです。でも今回はその2つの言葉を使って伝えました。

それに対してお姉ちゃんのくれた言葉はとても前向きなものでした。僕以上に。
同性愛者とかゲイという言葉で自分を表現できるのは前向きなことだと思うよ、いうようなことを言ってくれて、僕が自分らしく生きることをとても応援してくれてます。恋愛についてもね!

 

それから数日後にお母さんにカミングアウトしました。
「実は僕、ゲイなんだ」って伝えたところ、反応は驚くこともなく「最近そう思ったの?」と聞いてきて「7年半ぐらい前に自覚したんだ」って答えると「そうなんだ!」って感じで、なんだかあっけなかったです。

なんにしても自然な感じで好意的に、そしてしっかりと受け止めてもらえたし、伝えて本当に良かったです。
好きな人(担当看護師さん)のことも話したら「○○さんは人間として素晴らしい人だと思う」って言ってました。

 

そして、1ヶ月前の9月中頃にお父さんにもカミングアウトしました。
今まで自分のことってお父さんとは特にあまり話してなかったので、まずは学生時代の学校での活動のことを話したり、あとは病棟での活動のことを話しました。

それからお父さんに結婚前にお付き合いしていた人は何人ぐらいいたのか聞いたりして、そんな話をしてる中で僕自身も好きな人はいるのか聞かれたわけです。
「7年ぐらい片思いしてる人はいるよ」と答えると、「人を好きになることだよ」と言ってました。その後の話でも何度か言ってたので「それが同性でも?」と聞くと「異性でも同性でも関係なく・・・」と言ってくれたので、好きな人は担当看護師さんだと伝えました。

お父さんには絶対カミングアウトできないと思ったけど、自然な感じに受け止めてもらうことができ、思いがけないことで嬉しかったし、話して良かったです。

 

家族に自然な感じで肯定的に受け止めてもらえるのって恵まれてると思うけど、これってとても大切なことで、これは家族以外の身近な人にも言えることなんだよね。