ひこちんの日常

ゲイの、重度身体障害者。20代になってゲイと自覚。デュシャンヌ型筋ジストロフィーで、10歳頃からとある病院で生活をしています。ここでは時々日常を書いていこうと思います。

伝え方に正解なんてない ~ 看護師さんなどにカミングアウト

あー、やっぱりSくんへの気持ちがちょっと戻って来ちゃって、困った困った。
まあ、いろいろとあんまり考えないようにして、過ごしていこうと思います。

 

えーっと、時間を6月に戻して。
泣きまくっていたのが少し落ち着いてきていたけど、精神的にまだまだだいぶ不安定で、すごく憂鬱になったり、逆に少し気が高ぶってイライラしてましたね。
4月ぐらいからテレビも見る気はしなかったし、楽しいと思えるものもあんまりなかった。(今もまだまだだけどね)
でも、人と話すのは楽しいと思えたし、手軽な楽しみになってました。

恋愛トークができたら楽しいなって思ったのと、なんだか窮屈な感じがしてきていたので、恋愛トークに交えてカミングアウトしちゃいました。誰が好きかって。
恋愛トークの延長線上で話したから相手への負担も少なかったと思うし、引かれることもなくちょっと盛り上がったから良かったけど、このやり方で良かったのかは分かりませんね(笑)

看護師さんなどへのカミングアウトは以前もしていましたが、今回はSくんへの告白以来だったので、3年ちょいぶりでした。
今回のこの時は1週間ぐらいに5人の看護師さんなどにカミングアウトして、その後もぽつりぽつりしていて、最近は「同性愛の人ってどう思いますか?」って質問してから「僕、そうなんです」って話すことが多いです。みんな気にしない感じでした。
この伝え方はなんだか卑怯な気がして、ちょっと罪悪感があるんですよね。だから、この伝え方で良いのかは、はっきり言って分かりません。

 

カミングアウトへの考え方も人それぞれで、する人もしない人もいて、するとしてもカミングアウトの仕方も人それぞれだから、正解なんてないんだと思います。